訪問歯科診療を受けられるのはどういう人？

いくつかの決まりがあります。

まずひとつは、自分で近くの歯科医院まで通うことができない正当な理由がある人に限られます。

具体的には“高齢で介護を受けている人”や
“身体が不自由で通院が難しい人”が対象となります。

もうひとつは、訪問する歯科医院から半径16キロ以内に
自宅や施設があることです。

どういう治療ができる？

基本的には、歯科医院で保険治療として行われている
ほとんどの治療を受けることが可能です。
時々、訪問診療用の機材では対応しきれない場合もあります。

どういうお金がかかる？

治療には、医療保険と介護保険が適用されますので、
それぞれ定められた分の自己負担金がかかります。
あおぞらデンタルクリニックでは交通費は請求いたしません。
詳しくは、あおぞらデンタルクリニックにお尋ねください。

どんな治療が受けられる？

訪問治療でも通院で受けられる治療のほとんどを受けることができます。

その中でもよく行われる治療としては、以下のようなものがあります。

いくら位必要？

保険や歯の状態などによって違いますのであくまで目安ですが、
医療保険の自己負担金はだいたい下の通りとなります。

また、介護保険を利用された場合は、医療保険の自己負担金とは別に、
介護保険の１割負担として月に300〜2,400円がかかります。

医療保険の自己負担金（1割負担として）

受ける前の準備

【用意しておくもの】

• 各種保険証
  （医療保険、後期高齢者医療保険、介護保険など）
• 飲んでいる薬の内容がわかるもの
  （お薬手帳、服用説明書など）

【治療の場所】

• 流しなどの水回り
• コンセント
• 脇に一人分のスペースがとれる場所

【治療の立ち会い】
治療に際しては、出来るだけ家族の方が立ち会って下さい。
特に初回は、これからどういう治療を行っていくか相談するためにも、
立ち会うことを薦めます。

治療の流れ

歯科医師と歯科衛生士やコーディネーターが、ポータブル歯科機材をもって訪問してきます。
車で来ますので、よろしくお願いします。

治療は、イスやベッドの上などで行われ、１回の治療には約30分程度かかります。

また、口腔ケアやリハビリテーションでは、口腔内の清掃だけでなく、
歯ブラシを使ったリハビリから発声によるリハビリまで、幅広いケアが行われます。

治療が終わったら、次回の予約を決めて終了です。

お支払い

保険の自己負担金の支払い方法は、その日の治療分を毎回支払う方法や、
前回の治療分を毎回支払う方法、月に1回まとめて支払う方法、など
歯科医院によって違いますので、初回時に確認します。

支払いのトラブルを避けるために、領収書を発行しております。

訪問歯科用タービンや訪問歯科用レントゲン等の歯科機材を搭載し、
訪問歯科専用自動車で診療に伺います。

訪問歯科の風景